たまゆらの日イベントレポートその3〜そうだ、あの船に乗ろう〜

午後2時50分 街並み保存地区

お好み焼きも食べ終え、コースターも手に入れて、やりたいことはほとんどしつくしました。
さて、これからどうするか。


そう考えている時にふと、夕焼け頃に例のポスターの場所で写真をとろうと思い立ちました。

しかし、この時点での時間は2時50分ぐらい。
夕暮れまでにはまだ多少間があります。

そこで、4時発のフェリーに乗ってみることにしました。折り返しで帰ってきたら5時頃なので、丁度良い塩梅で写真が取れるはずです。

それまで多少暇があるので、まずはイベント会場の近くに行ってどれだけ待機列が出来ているのか確認することに。


イベント開始1時間ほど前だったと思いますが、既にこの時点でこれだけの待機列ができておりました。
特に、立見席は順番争いが熾烈なのか、既に大部分の人が待機列に集まっているみたいです。

その後は、人の少なくなった笠井邸でゆっくり巡礼ノートを眺めてみたり、聖地を改めてブラブラしてみたり。


例えばここ、西方寺横にある普明閣。2話の冒頭で4人がだべっている場所です。
巡礼している人の他にも老夫婦の方が何組かおられたので、普通に観光地のようです。
とはいえ、平日昼間なら人気も少なそうですし、おあつらえ向きに眺めの良い舞台もあるので、作中のように暇をもてあました学生がだべっていてもおかしくなさそうな雰囲気。

ちなみにここからの眺めが、タイトルの時の背景に使われているみたいですね。


午後3時半 竹原港

さて、ちょうど良いぐらいになったので竹原港へ。

さすがに10時の時より人は少なかったですが、それでも数名ほどちらほらそれらしき人がいました。

ほどなくしてフェリーが帰ってきたのでいよいよ乗り込むことに。
この時、自分の胸にはひとつの不安がありました…
果たして降りずにそのまま帰ってきて良いものか、と


そう思いながら往復券の往の券だけ改札のおっちゃんに出してみると
「あんた船からおりんのじゃろ、ならここで帰りの分も切っといてやるけん」とあっけなく言われました。


先程の誘導員といい、山陽フェリーは練度の高い社員をお持ちのようです。

午後4時 船内


さて、いよいよ船内へ
船内のモニターではたまゆらのPVが延々とながれておりました。あとはポスターが貼ってあるところを除けば、普通の船内と変わりありません。
それでも、日常の足として使われている船としては頑張ってる方かと。

そのまま席につき、つい先ほど知り合った岡山の人と談笑しているとアナウンスが流れました。
普通に女性の声だったためスルーして会話を続けていたら「一日船長を務めさせて頂く志保美りほです!」との声

そう、あのカメラマンのお姉さんがアナウンスをしていたのです。
なんというか、声質といい喋り方といい普通のアナウンスだったため、普段からこれでいいじゃん、と真面目に思った次第。


それから30分ほどで大崎上島に到着。
早速撮影しようと外に出てみましたが、竹原側以上に桟橋が狭いため、ここでの撮影は事実上不可能でした。
撮影するなら一回降りて、少し離れたところにある防波堤で撮影するのが一番いいと思います。

仕方なく船内に乗り込み、折り返し。

午後4時30分 再び船内

今度も同じ声なのか、あるいは違う声なのか機体に胸をふくらませながら待っていました。

しかしながら、なかなか声が流れてこない。
テープの異常か何かか、時折スピーカーからブツブツ音はするものの、そのほかには何も動きがありません。
しばらく待ってみましたが、こりゃだめかなと半分諦めてました。



しかし、出航してから15分、いきなり口笛が聞こえてきました。

「こ、こんにちわ、アナウンスをさせていただきます桜田麻音です…」
そう、今度のアナウンス担当はあの口笛少女。
いきなり口笛、そのあとおどおどとした口調というアナウンスとはあまりにかけ離れた放送にズコーッと行きました。

こういう意外性も特別アナウンスの醍醐味ではあります。

午後5時 竹原港

さて、竹原港についたあと写真の撮影をしようかと思ったいたら突如船が移動をはじめ、桟橋に横付けになりました。


このアングル
一話の冒頭部分というのはこの状態だったわけですね。

もちろん、昼は取れなかった写真も忘れずに撮ります。

余談ですが、この時ひょんなことからかみちゅ痛車のオーナーであるいちゅとさんと知り合いになりました。
もちろん、普段は見るだけで撮れない写真も撮らせていただきました。

先程の岡山の人やいちゅとさんといい、こういう時だからこそできる縁というのも、イベントの醍醐味であります。

午後5時45分 竹原某所

さて、そうしている間にいい時間になりました。
すでに太陽も沈みかけてしまっているので、急いで撮影場所へ。

途中付いてこられた岡山の人が道に迷うというトラブルがあったものの、なんとか沈み切る前に到着。


丁度いい感じの赤焼になっております。

この撮影を持って、たまゆらの日は個人的に全日程を終了し、岡山の人とも固い握手をかわしてお別れいたしました。

そしてそのまま、イベント帰りの人たちを横目に駐車場に行き、自転車と戦利品を積み込んで帰宅しました。



以上でイベントレポは終わりです。
結局イベントが終わって一週間しての更新完了となったわけですが、ブログ開設に手間取ったとはいえ遅れてしまって申し訳ありません。
今後もこんなカンジでユルーくレポしていきます。